バーボンウイスキーの特徴

2022/01/08 COLUMN

 

バーボンウイスキーとは、アメリカンウイスキーの一種です。

その熟成の特徴から、甘い風味やウッディな風味を感じられる人気のウイスキーです。

 

▼アメリカの法律で定義によるバーボンウイスキー 例えば、アメリカンウイスキーであることの他に、アルコール度数、原料のトウモロコシの量等 細かく法律で定められています。

先日、樽の木材や大きさで味わいが変わるというお話をしましたが、 実は法律でバーボンウイスキーの定義として、樽の種類が決められています。

バーボンを熟成させる際は再利用した樽は使わず、新樽を使用します。

その定義の中に「内側を焦がしたオークで作った新樽で熟成したもの」というのがあります。

樽を焦がすことで樽の木材の成分がウイスキーに影響を与えやすくなり、 バーボンウイスキーらしさのバニラやハチミツ、トーストやカラメルのようなフレーバーを感じることができます。

 

▼トウモロコシを使ったお酒 バーボンはトウモロコシを51%使用することを法律で定められています。

トウモロコシを使っているので、トウモロコシの甘味があるお酒が出来ます。

そのトウモロコシの甘味とその他の穀物や、樽の成分が複雑に絡み合って出来上がるのが バーボンウイスキーです。

 

▼熟成期間 バーボンウイスキーは他のウイスキーより熟成が早く進みます。

なぜ早く熟成されのか。ポイントは「新樽」という点です。

新樽であれば樽の成分の多くがウイスキーと交わり熟成が進みます。

バニラやハチミツのようで木の香りを感じられる、 複雑な味わいに思えるかもしれませんが飲みやすいウイスキーなので初心者の方にもおすすめです。