本をきれいに保管する方法について

2022/02/22 COLUMN

保管している本を久しぶりに開いたらカビが生えていたり、日焼けしていたという経験がある方もいるのではないでしょうか。
本は正しく保管しなければ劣化してしまうので、長持ちさせるには今の保管環境を見直す必要があります。
そこで今回は、本をきれいに保管する方法について解説していきます。

▼直射日光が当たらない場所で保管する
紫外線は本の色褪せの原因になるので、直射日光が当たる場所で保管しないようにしましょう。
もし窓の近くにしか本棚が置けない場合は、窓に紫外線防止フィルムを貼ったり、遮光カーテンをつけたり、本にカバーを付けるのがおすすめです。

▼湿気対策をする
紙は水分を吸収しやすく、これがカビや本の変形の原因になります。
室温16~22℃、湿度40~60%が保管の保管に適していると言われています。
どうしても湿気が多い場所で保管する場合は、こまめに部屋の換気を行ったり、除湿機や乾燥材を使うのがおすすめです。

▼こまめにホコリを除去する
ホコリは虫やカビが繁殖する原因になるので、こまめに本に付いたホコリを除去しましょう。
こまめに掃除できないという場合は、扉付きの本棚を使ったり、本棚にカーテンを付けるのがおすすめです。
また、不織布ケースに入れるのも効果的です。

▼まとめ
本の劣化を防ぐためには、正しい方法で保管することが大切です。
とくに紫外線や湿気、ホコリの対策はしっかり行うようにしましょう。
本が好きでたくさんの知識をお持ちの方は、ぜひ当店で本について語り合いませんか?