ウイスキーの熟成について
2022/04/15
COLUMN
「ウイスキーを熟成させる意味」
ウイスキーは熟成して作られていると言うことはご存じの方も多いと思いますが、ウイスキーを熟成させる意味はご存じでしょうか。
ウイスキーを熟成させる意味は様々あるので本日はウイスキーの熟成させる意味について皆様にご紹介致します。
▼ウイスキーを熟成させると綺麗な琥珀色に変化します。
これは樽材の成分である、リクニンなどがウイスキーと反応することで起こる現象です。
樽に使われる材料や産地にも大きく影響します。
バーボン樽を使用すると黄色味が強い褐色に、シェリー樽を使うと 赤みが強い色合いのウイスキーになります。
▼味わいに深みがでて甘くなる
蒸留を終えた後は荒々しい味わいですがじっくり樽で熟成させる事によって 味わいに深みが出てきます。
ウイスキーならではのほのかな甘みも出てくるようになります。
味の変化は樽の素材などで異なり、最近では樽熟成後に違う樽に入れ変えてさらに風味をつける(ウッドフィニッシュ) という手法もあります。
▼芳醇な香りになる
ウイスキーは熟成させることで豊かで濃厚な香りになります。
琥珀色に変化するのと同じでこちらも科学変化によって芳醇な香りになるといわれています。
適切な環境下でならウイスキーは時間をおいても劣化せず豊かに成長していきます。
▼まとめ
ウイスキーを熟成させることで得られる効果はたくさんあります。
ウイスキーは熟成させる樽の種類や期間によって香味が若干異なり、少しの違いで大きく味が変化するのもいいですよね。
是非ご自身の好みにあったウイスキーを探してみませんか。