蒸留酒の作り方について解説

2022/07/01 COLUMN

ウイスキーや焼酎などの蒸留酒は、アルコール度数が高いお酒です。
では、蒸留酒はどのように作られるのでしょうか?
そこで今回は蒸留酒の作り方についてご紹介します。

▼蒸留するお酒としないお酒
蒸留は、発酵を終えてからおこなうものです。
お酒は、発酵するものとそれから蒸留する段階をプラスするお酒があります。
原料を発酵させて作るお酒→ビールや日本酒など
発酵させてさらに蒸留するお酒→ウイスキーや焼酎など

▼蒸留とは?
蒸留は液体を加熱後、湯気として蒸発した気体を冷やして、液体に戻すことをいいます。
湯気を液体にすることによって、純度の高いお酒が作れるのです。

アルコールを含んだ液体を蒸発させることにより、アルコール度数が高い液体になります。

▼アルコール度数が高くなる理由
水の沸点は100度ですが、アルコールは78度です。
沸点が低いアルコールだけを蒸発させられるので、蒸気を冷やして液体にすれば必然的にアルコール度数は高くなります。

ちなみに発酵のみだと、アルコール度数は10%前後にしかなりません。
しかし、蒸留をすればアルコール度数を40%以上に高められます。
また、蒸留方法によっては90%前後まで高めることができます。
ただ、アルコール度数が高まるにつれて原料の成分割合は低くなります。

▼まとめ
今回は、蒸留酒の作り方について解説しました。
高いアルコール度数を楽しめる蒸留酒は、香り豊かな味わいを楽しめるお酒ですよ。
また、アルコール度数が高いので飲むときは一気に飲まないようにしましょう。