醸造酒と蒸留酒の違いについてご紹介

2022/09/15 COLUMN

お酒は大きくわけると、醸造酒と蒸留酒があります。
では醸造酒と蒸留酒の違いをご存知でしょうか?
そこで今回は、醸造酒と蒸留酒の違いについてご紹介します。

▼醸造酒とは
醸造酒は、原料をアルコール発酵させて作ったお酒のことです。
主に下記の種類があります。
・ビール
・日本酒
・ワイン

基本的にはアルコールを発酵させた状態で飲みますが、種類によって作り方が異なります。
ビールは単行複発酵と呼ばれる、糖化と発酵を別途でおこなう作り方です。
一方、日本酒は糖化と発酵を同時におこなう並行複発酵で作られます。
そしてワインは、原料であるぶどうに酵母を加え発酵させます。

▼蒸留酒とは
蒸留酒は醸造酒を蒸留させて作ったお酒です。
主に下記の種類があります。
・ウイスキー
・テキーラ
・ウォッカ
・焼酎

アルコールを加熱し、蒸気を冷やして液体にして作ったものです。
蒸気にはアルコールが多く含まれているため、アルコール度数は高くなります。

▼醸造酒と蒸留酒の違い
醸造酒と蒸留酒は製法が異なります。
また、醸造酒はアルコール度数10%前後ですが、蒸留酒はアルコール度数40%前後です。
さらに蒸留酒は糖質とカロリーが低いですが、醸造酒は糖質とカロリーは高めになります。

▼まとめ
今回は、醸造酒と蒸留酒の違いについて解説しました。
それぞれ異なる点はありますが、どちらも美味しく飲めるお酒ですよ。
注意点としては、醸造酒はアルコール度数が低いのでそのまま飲めますが、蒸留酒はアルコール度数が高いため水や炭酸水で割って飲むことをおすすめします。